筑波大学・世界を変えよう基金アカデミー

大学の授業では取り上げないテーマについて 学類を越えた仲間たちと議論しませんか

ヨーロッパ絵画を楽しむ会 第5回実施報告

6/19 (日) 20時より ヨーロッパ絵画を楽しむ会 第5回が行われました!



 

この会の内容について、詳細は以下をご覧くださいませ↓

mdwacademy.hatenablog.com

 

今回は、歴史画を扱いました!

(どうしよう歴史の知識ゼロだし、ヨーロッパ絵画怖いと思った理由の一つが歴史がなんだけど...)

この勉強会のファシリテーターである筆者が、歴史画について調べる前に考えていた心の声が漏れ出ております笑

 

参加者の皆さんも、歴史の知識はないのですが...と遠慮がちに意見交換をしていた印象がありました。しかし!!意外と絵画の背景にあるストーリーを知ると、面白いんです!

 

これまで取り扱った絵画は、依頼主や依頼目的がわからない、そもそも全く情報がない、という絵が多かったのですが、、、さすが歴史画。絵画のヒエラルキーの中でも高い方に位置するだけあって、制作年月日、モチーフとなった歴史的出来事の日付、地域、依頼主がほぼわかっている作品が多く、驚きました。わかっている情報が多いと、画家や依頼主からのメッセージを受け取りやすいように感じました。自分の存在を誇示するため、依頼主が自身を重ね合わせている偉人に関する絵を依頼したり、国民が立ち上がったことを讃えるために画家自身が制作を提案したものなど、作品それぞれに、さまざまな背景があります。

 

情報は0で、感じたことを楽しむのも、背景知識を知った上で楽しむのも、どちらも楽しいことを知った回でした!