ランダム化比較評価手法に関する勉強会 第5回実施報告
5/19 (木) 20時から「ランダム化比較評価手法に関する勉強会」第5回が行われました!
ランダム化比較評価手法や勉強会の内容についてはこちらをご覧ください↓
徐々に専門用語が増えてきておりますが、みなさん積極的に質問や発言をして、理解を深めているように感じます。
今回はランダム化比較評価試験(RCT)と混同されやすい様々な評価手法が挙げられていました。前回学んだ「対照群」を設ければRCTであると誤解されることは多いのですが、そうではないのだなあと改めて考えさせられました。次回、その点についてもより深く学べそうなので、楽しみです!
また、個人的に印象に残ったことがありました。それは、測定できないことの例として、多くの参加者から、モチベーションや考え方の癖などが挙げられていたことです。筆者の専攻が心理学なので、それらは測定できないのか...!と不思議な感覚になりました。確かに、心理学の研究でそれらを測定するアンケートを作成する際に行う分析には、人間の解釈がなければ成り立たないものが多くあります。研究を積み重ねても100%測定できるわけではない対象ですが、心理学ではそれが測定の主な対象です。RCT以外にも多くの気づきがあった回でした!